ルイス・フロイス(Lui's Fro'is [luˈiʃ frɔjʃ]、1532年 - 1597年7月8日)は、リスボン生まれのポルトガル人、イエズス会員でカトリック教会の司祭、宣教師である。『日本史』を執筆した。
Wikipediaの記述はたったこれだけです。
ルイス・フロイスといえば、安土・桃山時代をとおして日本に滞在し、当時おこったメジャーなイベントのおおくにかかわった、歴史上もっとも重要な外国人のうちのひとりです。それなのに、おなじくWikipediaのフランシスコ・ザビエルのページにくらべてさみしいような気がします。同時代を生きた超有名人の織田信長や豊臣秀吉にくらべ、かたられることがすくないのは当然としても、ルイス・フロイスにくらべみじかい期間しか滞在していなかったフランシスコ・ザビエルよりは、かたられることがおおくあってもいいのではないでしょうか。
たしかにフランシスコ・ザビエルが日本にこなければ、ルイス・フロイスも日本にくることはなかったのですから、フランシスコ・ザビエルの存在も重要です。カトリック内部での身分や役職でにしても、ルイス・フロイスのほうがしたっぱというのもあります。
ですが、やはり戦国時代の日本にかかわった度合いでいえば、ルイス・フロイスの右にでる外国人はいないはずです。
そして現代においても、ルイス・フロイスの編纂した日本史なくして戦国時代のことはまなべません。
むしろ『日本史』のほうが有名でしょうか。
編纂した人物をさしおいて記述された内容が、各々部分的に史実の通説としてひとりあるきしている状況さえもみうけられます。
ただ逆に、世間一般にながれているルイス・フロイス本人の情報は意外にもすくない。ルイス・フロイスのことをくわしくしらべようにもその資料になかなか行き当たらない、そんな状況でもあります。
というわけで。
このサイトでは、さまざまな場所でみつけたルイス・フロイスの情報をつつましくまとめていきたいとおもいます。
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※ 原著者名がないものはルイス・フロイスの著作の翻訳 柳谷武夫訳 『日本史 キリシタン伝来のころ』(全5巻) 平凡社 (東洋文庫)、1963~70年 松田毅一、川崎桃太訳 『日本史』(全12巻) 中央公論社、1977~80年 『完訳フロイス日本史』として中公文庫に収録 ...
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about: ルイス・フロイス自身の年表と関連する歴史上の出来事を統合した一覧_前編 ルイス・フロイス自身の年表と関連する歴史上の出来事を統合した一覧_後編 参考文献